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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は23日、気候変動に関するオンライン首脳会合(気候変動サミット)閉幕の演説で、地球温暖化が進行する現状を「気候危機」だと警告し、各国に「手遅れとなる前に」協力して対策を加速するよう求めた。クリーンエネルギー社会実現に向けた「好機」だとも強調。社会構造の転換や技術革新で米国が世界を主導する決意を表明した。
サミットには40の国・地域の首脳を招待し、バイデン政権が主催する初の大規模国際会合となった。閉幕後に発表した文書で「米国は戻ってきた」と改めて宣言し、国際協調と指導役復帰を目指す考えを鮮明にした。