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共同通信
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名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中、体調不良を訴えたスリランカ人女性が死亡する2日前に診察した精神科の医師が、仮放免を勧める報告をしていたことが23日、関係者への取材で分かった。医師への「診察依頼書」で、管理局が詐病などの疑いがあると言及していたことも判明した。
法務省が9日に公表した中間報告には、いずれの経緯も記載されていない。
関係者によると、診察した男性医師は「患者が仮放免を望んで、心身の不調を呈しているなら、仮放免すれば良くなることが期待できる。患者のためを思えば、それが一番良いのだろうが、どうしたものであろうか?」と報告した。
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