MTA、ペンステ改築案を公開 高天井の1階建て案など3通り

 

 

MTA、ペンステ改築案を公開

高天井の1階建て案など3通り

 

公開されたペンステーションの改築案 (Photo: MTAの公式ツイッター(@MTA))

 

 ニューヨーク市都市交通局(MTA)幹部のジャンノ・リーバー氏は21日の理事会で、マンハッタン区のペンステーション改築案を公開した。ニューヨークポストが同日、報じた。

 リーバー氏は3通りの構想案を用意。一つ目は、ペンステーション上層階の40%を削減し、高さ40フィートに上る天井の1階建てにする案。続いて、駅を2階建てとし、アムトラックの待合室を天窓付きの広場とする案。もう一つは、マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)の一部となっているフールー・シアターの空間を併合する案だ。

 三つ目の案は光熱費が10億ドル増える上、7番街側の混雑も解消されないという。いずれにせよ、現在33丁目にあるMSGの荷降ろし場を移動させるとともに、歩行者専用広場として、豪華なペンステーション正面口につなげる。MSGの移動は不要となる。

 今後は、ペンステーションを共同使用しているニュージャージートランジット、アムトラックの双方と協議を重ねるとしている。バイデン政権がハドソン川の新トンネル工事を促進する動きがあるため、リーバー氏は「新トンネルの完成は遠い先ではない。利用者増に応えられるペンステーションを早急に建設する必要がある」と指摘。改築計画推進を加速させる考えだ。


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