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共同通信
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【ジャカルタ、シンガポール共同】クーデターで全権を掌握したミャンマーの国軍トップ、ミン・アウン・フライン総司令官が24日、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議出席のため、ジャカルタ郊外の空港に到着した。インドネシア政府が明らかにした。クーデター後のミャンマー情勢を巡る初めての首脳会議となり、ASEANはデモ隊の殺害など暴力の即時停止を求める。
総司令官にとって政変後、初の外遊となる。ミャンマーでは国軍の弾圧による市民の犠牲者が700人を超え、混迷が収束する兆しはなく、正常化を主導できるかASEANの真価が問われる。軍政側は内外に正統性を示したい考え。