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共同通信
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任期満了に伴う沖縄県うるま市長選が25日投開票され、元市議中村正人氏(56)=自民、公明推薦=が、沖縄国際大名誉教授照屋寛之氏(68)=立民、共産、社民、沖縄社大推薦=を破り、初当選を果たした。中村氏を推す菅政権に対し、玉城デニー知事を支える勢力「オール沖縄」は照屋氏を支援。玉城氏の出身地で新人同士の対決を制した政権は、来年に予定される名護市長選や知事選に向け弾みをつけた。
玉城氏は、照屋氏の敗北について「私の力不足だ」と話した。
同様の構図となった今年の県内市長選では、1月の宮古島でオール沖縄側の新人が初当選し、2月の浦添は政権が推した現職が3選した。