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共同通信
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河井案里前参院議員(47)の当選無効に伴う参院広島選挙区再選挙は25日投開票され、政治団体「結集ひろしま」新人の宮口治子氏(45)=立憲民主、国民民主、社民推薦=が、自民党新人の西田英範氏(39)=公明推薦=との激戦を制し、初当選を確実にした。
2019年参院選で、河井陣営が起こした多額買収事件が発端となった選挙戦。保守王国の広島で自民に大逆風となる中、宮口氏は「政治とカネ」問題で自民批判票の受け皿となった他、唯一の女性候補者として育児や福祉政策を訴えた。
西田氏は政治への信頼回復や「クリーン選挙」を訴えたが届かなかった。