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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は27日、中国海軍の空母「遼寧」など計6隻の艦艇が、沖縄本島と宮古島の間を抜け、太平洋から東シナ海へ北上したのを確認したと発表した。6隻は今月初め、同じ海域を南下していた。遼寧から27日午前、早期警戒ヘリコプター1機が発艦。沖縄県の尖閣諸島・大正島周辺の領空から北東約50~100キロ付近を飛行したため、航空自衛隊戦闘機が緊急発進した。
防衛省によると、26日午後7時ごろ、6隻が宮古島の南約160キロを北東に進むのを海上自衛隊が確認。護衛艦やP3C哨戒機が監視に当たった。日本領海への侵入や自衛隊の艦艇、航空機に対する危険な行為はなかった。

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