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共同通信
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東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(89)は27日、東京地裁で開かれた初の被告人質問で「アクセルを踏んでいないのに加速した。車が制御できず恐ろしく感じ、パニック状態になった」と述べ、自身に過失はないとの認識を示した。
背中を丸め、車いすで出廷した飯塚被告。検察側から、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性がないかと何度も問われたが、しっかりとした口調で「間違えた記憶は一切ない」と否定した。
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