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ニューヨーク市で家賃が大幅下落
記録的な最低水準に
不動産情報サイト「ストリート・イージー」が発表した第1四半期の市場レポートによると、ニューヨーク市で家賃が急落し、最低水準に達していることがわかった。ニューヨークポストが23日、報じた。
コロナ禍に多くの住民が市を離れたことでアパートの需要が減り、マンハッタン区では、家賃の中央値が、パンデミックが始まる前の2020年第1四半期の3417ドル(約37万円)から700ドル(約7万5500円)減の2700ドル(約30万円)となり、同サイトが10年に集計を始めて以来、最安値を記録した。
ブルックリン区の家賃の中央値は、前年比10%減の2390ドルで、2011年以来の最低水準に。クイーンズ区では前年比10.5%減の1999ドルに下落し、8年ぶりに2000ドル(約21万6000円)を下回った。 家主にとっては厳しい状況であるが、借り手にとっては、部屋を安く借りるチャンスとなる。値下げ幅が最大のマンハッタン区ミッドタウンでは、家賃の中央値が2895ドルに下落し、昨年の同四半期から14.8%減となっている。
これに次ぐアッパーイーストサイドでは、前年比13.9%減の2400ドル。ウイリアムズバーグやグリーンポイントを含むブルックリン区ノースブルックリンでは、1ベッドルームの家賃中央値が2500ドル、ロングアイランドシティやアストリア、サニーサイドなどのクイーンズ区北西部では、前年比9%減の1800ドルとなっている。
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