「7月1日に100%再開する」
デブラシオ市長が発言
ニューヨーク市のデブシオ市長は29日朝、MSNBCのトーク番組の中で、7月1日に完全再開を目指すと発言した。29日、amニューヨークが報じた。
コロナウイルスの感染拡大が鈍化していること、ワクチン接種が進行していることからデブラシオ氏は「店舗やオフィスは100%再開し、劇場も力強く幕を開ける」と語った。そのため、「現在、630万人が受けたワクチン接種を、草の根活動でさらに拡大する」とし、一方で市民が引き続きマスク着用などの感染防止策を続けるよう訴えた。
但し、入場制限の緩和などは州の決定が優先される。学校閉鎖やレストラン再開などで、何かと角を突き合わせることが多いクオモ知事がどう判断するかは不明だ。これについてもデブラシオ氏は「連邦政府や州政府の意見は勿論尊重する。しかし、ニューヨーク市の指導者として『再開の機は熟している』と宣言する」とコメント。「データと科学にに基づけば『再開の時は来た』と判断できる」と続けた。そして「『ニューヨークの夏』に多くの人が戻ってくる。また住みたいと思うようになる」との希望的観測を示した。
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