NYPD、ロボット警察犬の導入中止
世間の批判受け
ニューヨーク市警察(NYPD)は22日、ロボット警察犬「デジドッグ」の導入を中止した。ニューヨークポストが28日、報じた。
ロボット犬がマンハッタン区の公共住宅を巡回する動画がネットで広がり物議を醸したことで、デブラシオ市長はNYPDに、ロボット犬の使用を再考するよう促し、市議会もロボット犬にかかる費用を調査するためにNYPDの召喚を決めた。
NYPDは、ロボット犬の製造元ボストンダイナミクス社と8月末まで、9万4000ドル(約1024万円)のレンタル契約を結んでいたが、22日に契約を解除。NYPDのジョン・ミラー諜報・テロ対策副長官は、「人種問題や監視への議論を煽るため、ロボット犬が不適切に利用された」と訴えている。
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