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共同通信
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【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は29日、北京で会議を開き、海事当局の権限を強化する海上交通安全法改正案を可決した。交通運輸省に属する海事局に外国船の航行阻止などの権限を与える内容で、海警局の権限強化に続く措置。沖縄県・尖閣諸島の周辺海域や南シナ海で緊張が高まる懸念がある。
改正法の草案は、領海を航行する外国船が国際法で認められた無害通航に該当しない場合は航行を阻止できると規定した。航行禁止区域も設定できる。海事当局が外国船に領海からの退去を命じ、法律に違反した場合は追跡できるとも明記した。
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