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共同通信
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新型コロナウイルスの影響で権利制限が続く中、個人の自由などを保障する日本国憲法は3日、施行から74年の憲法記念日を迎えた。昨年に続き緊急事態宣言の発令下で大規模な集会が開けず、憲法改正派、護憲派はそれぞれオンライン中心で主張を展開。改憲派は政府に強大な権限を与える「緊急事態条項」の憲法への新設を訴え、護憲派は反対の声を上げた。
改憲派は、都内で開いた「公開憲法フォーラム」に聴衆を入れずオンラインで配信。菅義偉首相がビデオメッセージを寄せた。
護憲派は「5.3憲法集会」を東京・永田町の国会前で開き、ライブ中継。立憲民主党の枝野幸男代表らがリモート参加した。