市内の飲食店等、人数制限75%に緩和へ
スポーツクラブは50%に
ニューヨーク州のクオモ知事は4月30日、5月7日からニューヨーク市内のレストランやヘアサロンの人数制限を定員の75%に緩和すると発表した。スポーツクラブも同15日から人数制限の上限を定員の50%に引き上げる。
「長く困難なコロナとの戦いに、ニューヨーク州は勝利を収めつつある」とクオモ氏は指摘。「人数制限を緩和し、小規模事業主やその従業員を支援したい。レストランやパーソナルケア業界はコロナで打撃を受けたが、力強く復活すると信じている」と発言した。
クオモ氏はすでに、レストランやバーの屋外営業に関し、深夜12時までの営業時間制限を同17日から撤廃する方針を打ち出している。同31日には屋内営業の営業時間制限も終わる。
レストラン業界団体、ホスピタリティ・アライアンスのアンドリュー・レジー会長は、「将来に希望が持てる。世界一のレストラン都市復活を目指したい」とコメント。ブロンクス区商工会議所のリサ・ソリン会頭は「データや科学は我々の味方。それに基づいて、経済の再開と再建を図るべきだ」と話した。スタテン島商工会議所のリンダ・バラン会頭も「ワクチン接種が進む中、制限緩和で客が増え、収益も改善する」と評価している。
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