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次のパンデミックに備えよう
公衆衛生訓練講座を州が無料提供

ニューヨーク州のクオモ知事は4日、公衆衛生に関する訓練講座を無料で提供すると発表した。
この講座はコーネル大学公衆衛生修士課程の協力を得ており、4部構成。コロナなど、公衆衛生の危機的状況に関する準備や対策を専門家が説明する。コミュニティーが中心となって推進するプログラムの解説もある。参加は無料。オンライン講座で5日から受け付ける。受講者は「ニューヨーク州市民公衆衛生指導者」の資格を得ることができ、地域の公衆衛生に関するボランティア活動を紹介される。
クオモ知事は2021年の施政方針演説でこの講座に言及した。コロナ下では多くの市民が簡単なトレーニングを受け、コンタクト・トレーサー(接触追跡者)のボランティア活動を行ったという実績がある。他州で活躍したボランティアもいる。「次のパンデミック(世界的流行)に備えることが必要」とクオモ知事は指摘。「政府だけでなく、市民が家族や地域を守るために重要な役割を果たす。1人でも多くがこの講座を受けてほしい」と話した。
詳しくはwww.ny.gov/programs/citizen-public-health-training-programまで。2023年末まで受講可能だ。
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