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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は10日、米石油製品パイプラインへのロシアのハッカー集団「ダークサイド」によるサイバー攻撃を巡り、ロシア政府には現時点では関与の証拠はないとしながらもハッカー集団がロシアにいることから「対処する一定の責任がある」と指摘した。「プーチン大統領に会う」とも明言し、6月で調整する米ロ首脳会談で対応を協議する意向を示した。
バイデン氏はホワイトハウスでの演説で、今回のように国境を越えてコンピューターウイルスの一種、ランサムウエアで金銭を要求するケースが増えていることから、取り締まり強化へ国際社会と協力する考えを強調した。