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共同通信
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11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。前日比909円75銭安の2万8608円59銭で取引を終え、終値の下げ幅は2月26日の1202円26銭に次ぐ今年2番目の大きさ。前日の米国株の下落を受け、半導体関連など幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。国内の新型コロナウイルス感染拡大への懸念も重荷となった。
東証株価指数(TOPIX)は46.35ポイント安の1905.92。出来高は約12億8900万株。
これまで上昇が目立った半導体関連株を中心に当面の利益を確定する売りが出た。香港などのアジア株が値下がりして推移したことも投資家心理をさらに冷やした。