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共同通信
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【ニューヨーク共同】米石油製品パイプラインがサイバー攻撃を受けた問題で、アメリカン航空が燃料不足から長距離便の経由地を追加するなど影響が拡大した。米メディアが10日伝えた。サキ大統領報道官は「東海岸の燃料供給に与える影響を継続的に検証している」との声明を発表。バイデン大統領は連邦政府各機関に対し、燃料の供給不足が発生した場合には解消に向け努力するよう指示した。
運営会社のコロニアルパイプラインは今週末までの復旧を目指す方針を明らかにしたが、影響の長期化が懸念される。ガソリンは供給不足への警戒感から値上がりしている。