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共同通信
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【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前日比473.66ドル安の3万4269.16ドルで取引を終えた。米経済活動の正常化に伴うインフレへの懸念が強まり、幅広い銘柄に売りが相次いだ。日本や欧州の株安を受け、投資家の不安心理も連鎖した。
前日の取引時間中に3万5000ドルの節目を突破したことから、相場の短期的な過熱に対する警戒感も台頭。この日は下げ幅が660ドルを超える場面もあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は小幅続落し、12.43ポイント安の1万3389.43。