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共同通信
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12日夕から13日早朝まで東京商品取引所で行われた中東産原油の先物の夜間取引で、指標価格が一時1キロリットル当たり4万5050円に上昇し、新型コロナウイルス感染が拡大する前の2020年1月8日以来約1年4カ月ぶりの高値を付けた。13日午前の日中取引では4万5千円を下回って推移した。
石油企業や機関投資家の間では、米国と中国経済の再生に伴って世界のガソリン需要が回復するとの予想が出ており、原油先物高につながった。
輸入に頼る日本は、コロナ変異株の猛威に加え、燃料費や光熱費の上昇ものしかかる。景気停滞が長引く可能性が出てきた。