Published by
共同通信
共同通信
【モスクワ共同】ロシア政府は14日、米国をロシアに敵対的な行動を取る「非友好国」に指定した。在ロシアの米大使館と総領事館は職員数の厳しい制限を受ける。ロシアによるサイバー攻撃などを理由に米国が対ロ制裁を強化する中、プーチン大統領が対抗措置として非友好国のリスト作成を命じていた。6月中旬の開催で調整が進む米ロ首脳会談に向け、双方の攻防が続いている。
非友好国に指定されたことで、在ロシアの米大使館、総領事館は、ロシアや第三国の国民を職員として雇用することを禁じられる。米ロ双方の外交官追放で人員不足に苦しむ米公館は日常業務に重大な支障を来すことになる。