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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会は18日、国軍のクーデターによる混乱が続くミャンマー情勢を巡り、同国への武器禁輸措置などを求める決議案を審議する。国連総会の議長報道官が17日、明らかにした。決議案の作成はリヒテンシュタインが主導し、米国や英国など48カ国が共同提案した。
国連総会決議に拘束力はないが、採択されれば国際社会の総意としての意味を持つ。満場一致に至らなければ採決となる。
決議案は国軍に対し、平和的なデモ隊への暴力の停止や、アウン・サン・スー・チー氏らの即時解放を要求。ASEANが合意した五つの項目を速やかに実施することも呼び掛けている。