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共同通信
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【パリ共同】新型コロナウイルスの流行で打撃を受けたアフリカ経済の支援を話し合う国際会合が18日、パリで開かれた。主宰したフランスのマクロン大統領は終了後の記者会見で、アフリカでのコロナワクチン製造に向け「私たちは技術移転や、(特許など)知的所有権に関する制約除去を支持する」と述べた。
会合には約30のアフリカ諸国、先進7カ国(G7)や欧州、中東の国々が参加。米国が支持を表明した同ワクチンの特許の一時放棄に関し、国際交渉はまだ具体化していないが、マクロン氏は特許がワクチンの公平供給への障害になってはならないという点では、各国が一致できると訴えたとみられる。