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共同通信
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【シドニー共同】オーストラリア国防省は19日、来年初めに空軍内に宇宙部門を新設すると発表した。10年間で70億豪ドル(約5940億円)を投じ、陸、海軍からも人材を投入して体制を整えるとしている。
空軍トップのハプフェルド本部長は、天候の把握やナビゲーション、地理空間情報の収集などのために日々、衛星技術が利用されていると指摘。宇宙を「競合領域」とした上でアクセスの重要性を強調する一方、宇宙部門新設は「宇宙の軍事化を奨励するものではない」と述べた。
近年、軍に宇宙部門を担わせる動きが世界で加速。日本でも昨年5月、航空自衛隊に「宇宙作戦隊」が設置された。
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