ハマス、停戦に前向き姿勢

Published by
共同通信
20日、イスラエルの攻撃で被害を受けたパレスチナ自治区ガザで、荷車に乗るパレスチナ人の子どもら(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルとの戦闘を巡りパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの政治部門幹部は19日、レバノンのテレビに対し、停戦を求める各国の調停が「1、2日以内に成功する」と述べ、停戦に前向きな姿勢を示した。ただイスラエルは強硬姿勢を維持しており、双方の戦闘は20日も継続。調停が進展しつつも、実現に向けたせめぎ合いがあるとみられる。

 バイデン米大統領は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し「停戦への道筋として今日、大幅な緊張緩和を期待している」と伝えた。だがネタニヤフ氏は戦闘継続の声明を発表、空爆を実施。ハマス側もロケット弾を発射した。