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共同通信
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政府は20日、沖縄県を新型コロナウイルス緊急事態宣言の対象に追加する方向で調整に入った。岐阜県の追加は見送る見通し。同日夜に菅義偉首相と関係閣僚が協議する。21日に政府対策本部を開催し、正式決定する。沖縄県の宣言対象期間は6月上中旬までを念頭に検討を進める。政府関係者が明らかにした。
沖縄県は、これまで酒類提供の自粛を要請しておらず、政府内には宣言発令を時期尚早とする見方もあったが、19日の新規感染者数が200人を超えた状況を踏まえ、追加する方向に傾いた。
沖縄と同様に宣言追加を政府に要請している岐阜県については、感染状況が落ち着いていると判断した。