ガザ、停戦発効も緊張続く

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共同通信
21日、破壊されたビル周辺でイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を喜ぶ子どもら=パレスチナ自治区ガザ(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル政府とイスラム組織ハマスとの停戦が21日、発効した。停戦は維持されているが、ハマスはイスラエルを再度攻撃できる戦闘能力を残しており、緊張が継続。仲介役のエジプトは、イスラエルとパレスチナの双方に停戦監視団を派遣する。バイデン米政権は国連と協力し、イスラエル軍の空爆で破壊されたパレスチナ自治区ガザでの緊急人道援助と復興支援に乗り出す。

 聖地エルサレムでの衝突を発端として10日に始まり、実質11日間続いた今回の戦闘で、ガザでは子ども65人を含む232人が死亡し、1900人が負傷した。イスラエル側の死者は12人。