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共同通信
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政府は、陸上自衛隊で離島奪還作戦を担う専門部隊「水陸機動団」のうち、新たに発足させる三つ目の部隊を、長崎県大村市の竹松駐屯地に配備する方向で検討に入った。訓練環境が整っている北海道も検討したが、中国による沖縄県・尖閣諸島への圧力に対応するため、長崎県佐世保市に拠点がある既設2部隊や沖縄を含む米軍との連携を重視した。沖縄県辺野古の米軍キャンプ・シュワブに常駐させる案も明らかになったが、沖縄には当面置かないことになる。
複数の政府関係者が22日明らかにした。三つ目の部隊「第3水陸機動連隊」(仮称)は、第1、第2連隊と同様に約600人規模で24年発足を目指す。