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共同通信
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県で3回目の緊急事態宣言が始まってから25日で1カ月を迎える。先行して宣言が出た4都府県を含め、宣言下にある10都道府県の感染者数は、全てで感染状況を示す指標が「ステージ4(爆発的感染拡大)」に該当する高い水準が続いており、解除基準には程遠い状況だ。沖縄以外の9都道府県は31日に宣言の期限を迎えるが、加藤勝信官房長官は23日、延長の可能性に言及した。専門家からも月末の解除は困難だとの指摘が出ている。
国内では23日、新たに4048人の感染が確認された。厚労省によると重症者は1304人。