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2021.05.23 その他記事

水素エンジン車、耐久レース完走

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共同通信
24時間耐久レースで水素を充填(じゅうてん)するトヨタ自動車のエンジン車=23日正午ごろ、静岡県小山町の「富士スピードウェイ」

 トヨタ自動車が開発中の水素を燃やして走るエンジン車が24時間耐久レースに挑戦し、23日完走した。トヨタによると、水素のみを燃料にしてレースを走ったのは世界初。二酸化炭素(CO2)を排出しない新たな車の量産に向けてスタートを切った。

 参戦したのは静岡県小山町の「富士スピードウェイ」で22日にスタートした「富士SUPER TEC 24時間レース」。カローラスポーツを改造した水素エンジン車を、トヨタの豊田章男社長がオーナーとドライバーを務めるチームが走らせた。福島県浪江町の太陽光発電で製造した水素を使用。

 約4.5キロのコースを358周した。

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