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共同通信
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愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反の疑いで逮捕された運動事務局長田中孝博容疑者(59)が、署名を書き写すアルバイトの募集に関与した広告関連会社の前社長=3月に退任=に対し、新たな仕事を紹介するという趣旨の話をした上で不正への協力を持ち掛けた疑いがあることが24日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、田中容疑者は、運動を主導した「高須クリニック」の高須克弥院長や、名古屋市の河村たかし市長の名前を挙げて「手伝ってくれたらつないであげる」「市役所の仕事が欲しかったら協力する」などと持ち掛けたとみられる。