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共同通信
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【テヘラン共同】イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議が25日、ウィーンで再開する。欧州連合(EU)欧州対外活動庁が24日、間接協議の舞台となる核合意当事国の全体会合を25日に開くと発表した。交渉はヤマ場を迎える。
全体会合には核合意に残るイラン、英仏独中ロ、EUの代表が出席。核合意復帰を目指す米国は、イランが直接交渉を拒否しているため全体会合には参加せず、仲介役のEUなどを通じて間接的に協議に参加する形になっている。
米国の制裁解除やイランの核開発制限の具体的な段取りなどを話し合う専門部会もウィーンで作業を再開する予定だ。