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コロナワクチン接種後に心筋炎
米の若者中心、報告症例は少数
米疾病管理予防センター(CDC)の予防接種実施諮問委員会は17日、新型コロナワクチンを接種した一部の若者から、心臓の炎症が報告されているとの声明文を発表した。amニューヨークが23日、報じた。
CDCは、青年や若年成人、男性を主とする少数のワクチン接種者が心筋炎を発症したとする報告書を調べたことを明らかにした。心筋炎は、合併症を発症することなく治まることが多いとされ、さまざまなウイルスにより引き起こされる可能性があるという。
報告された症例は少数だが、諮問委は「医療従事者は、有害事象の可能性を知っておくべきだ」と述べている。発症者数は明らかにされておらず、更なる調査を推奨している。症例のほとんどは、mRNAワクチンの接種後4日以内に発生していた。
米国では、モデルナ、ファイザー両社のmRNAワクチンに緊急許可が与えられているが、どちらの接種者が心筋炎を発症したかは公表していない。イスラエルの保健省は4月、ファイザーワクチン接種者の一部で、心臓の炎症が確認され、調査していることを発表していた。発症者のほとんどが、30歳以下だったという。これを受け、ファイザーおよびCDCは当初、接種と発症との間に因果関係は見られないとの見解を示していた。
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