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ユダヤ人居住区の警備を強化へ
NY州警察、ガザ紛争受けて

イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによる武力衝突に伴う反ユダヤ主義的な事件を受けて、ニューヨーク州のクオモ知事は24日、州警察がNY市内にあるユダヤ人居住区のパトロールを強化する方針を示した。ニューヨークポストが24日、報じた。
NY市のほか、ウェストチェスターやロックランド、オレンジ、ナッソー、サフォークの各郡では、警官が地域社会と協力して警備にあたるとしている。クオモ氏は「全米で反ユダヤ主義者による憎悪犯罪が増加している。州警察官を積極的に配備し、ユダヤ教の宗教施設や教育施設、コミュニティ施設の警備を強化する」と強調した。
デブラシオNY市長は「ニューヨーク市警(NYPD)は、ユダヤ人居住区に力を入れている。ユダヤ人居住区を保護し、住民が保護されていると感じられるようにする」と指摘。「絶対に容認できない暴力と憎悪の行為が見受けられる」と述べるとともに、ユダヤ人コミュニティの住民と対話したことを明らかにした。
今回のパトロール強化は、ガザ地区での紛争を巡り、双方の支持派がタイムズ・スクエアで衝突したことがきっかけ。パレスチナ人232人を含め、約250人の死者を出した紛争は、先週、停戦合意に至った。
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