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共同通信
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【カイロ共同】内戦下のシリアで26日に実施された大統領選で、4期目となる再選を果たした現職バッシャール・アサド氏(55)は28日、国民向けテレビ演説で内戦勝利への自信を示した。「国民が私に新たな任期を与えたことは名誉だ」とし「われわれは全ての敵を倒すだろう」と述べた。
独裁体制の下、立候補者は絞られ、アサド氏の対抗馬は無名の2候補にとどまり、アサド氏は95.1%の得票率で圧勝した。選挙は政権支配地域で実施され、北西部イドリブ県の反体制派は参加しなかった。
次の任期は7年。アサド氏は演説で「祖国への愛を示した国民をたたえる」とした。