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共同通信
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【北京共同】米アップルは28日までに、中国・貴州省に建設したデータセンターを正式に稼働させた。中国国営通信の新華社が伝えた。インターネットの管理を強化する中国の新規制に基づき、建設を進めていた。米メディアは最近、アップルが個人情報の扱いで中国政府に譲歩したと報じており、米中対立の新たな争点となる可能性もある。
計画は、中国で「インターネット安全法」が施行された17年から始動していた。新華社によると、アップルが貴州省政府と戦略的な協定を結び、10億ドル(約1100億円)を投資した。センターの運用により「アクセス速度やサービスの信頼性が向上する」としている。