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共同通信
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【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は28日までに、米国を中心とした少なくとも24カ国の政府機関やシンクタンクを標的とするサイバー攻撃が確認されたと明らかにした。ロシアのハッカー集団によるものとしている。150超の組織が対象で、約3千件のメールアドレスが標的。攻撃は28日も継続中だという。
具体的な情報流出などの被害は明らかになっていない。MSによると、5月25日に米国際開発局(USAID)を装ったフィッシングメールが送られており、クリックするとデータを盗まれたり、ネットワークでつながった他のコンピューターがウイルスに感染したりする恐れがある。