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共同通信
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新型コロナウイルスワクチンの1日当たり接種回数が、医療従事者向けも含め50万回前後となり、加速していることが政府の集計で31日、分かった。少なくとも1回接種した高齢者らは466万人で対象人口の8人に1人(13.1%)に達した。接種率は地域によって差が見られ、緊急事態宣言の対象地域では遅れる傾向にある。ペースが速いほど感染者が減るとの試算もあり、政府は1日100万回を目指し、救急救命士や潜在看護師など新たな打ち手の確保を急ぐ。
都道府県別に高齢者接種の実施状況を見ると、1回目の接種が終わった人の割合は和歌山が最多で26.8%。山口の24.5%が続いた。