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共同通信
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【ロンドン共同】新型コロナウイルスワクチンの接種回数が世界で累計20億回を超えたことが3日、英オックスフォード大の研究者らのまとめで明らかになった。先行する中国と米国が全体の半数近くを占める。東京五輪開会式まで50日となった日本は先進7カ国で依然最少で、五輪開催に向け水際対策と接種加速が急務だ。
日米欧で初となる英国での接種が始まったのは昨年12月。10億回に達したのは今年4月下旬だったが、その後1カ月ほどで次の10億回を数えており加速が顕著。米ブルームバーグ通信によると、176カ国・地域で接種が始まっており、1日当たり3560万回のペースで接種が進む。