米議会襲撃「暗黒の日だった」

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共同通信
ペンス前米副大統領(左)(ゲッティ=共同)、トランプ前米大統領(UPI=共同)

 【ワシントン共同】ペンス前米副大統領は3日、東部ニューハンプシャー州で演説し、トランプ前大統領の支持者による1月6日の議会襲撃は「暗黒の日だった」と振り返った。「退任後にトランプ氏と何度も話したが、あの日のことで今後意見が一致することがあるかは分からない」と述べ、両氏の間に生じた溝の深さを示唆した。

 議会では当時、バイデン大統領の大統領選当選認定手続きが行われ、ペンス氏は進行役を担っていた。トランプ氏は認定しないよう圧力をかけていたが、ペンス氏は拒否。トランプ氏の支持者らはペンス氏を主要な襲撃対象の一人にして議会に押し入った。