ペルー大統領選開票、大接戦続く

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共同通信
7日、ペルーの首都リマで記者会見に臨むケイコ・フジモリ氏(中央)(ロイター=共同)

 【リマ共同】ペルー大統領選は7日も開票作業が続き、選挙管理当局の開票率約94%時点の発表で、急進左派の小学校教師ペドロ・カスティジョ氏(51)の得票率が50.22%と中道右派ケイコ・フジモリ氏(46)の49.78%を僅差でリードした。大接戦のため、結果確定までに数日かかる可能性がある。

 選管当局によると、地方の遠隔地の票や在外票の到着に時間がかかっている。地方はカスティジョ氏の支持者が多く、在外票はアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女フジモリ氏が優勢と報じられている。

 フジモリ氏勝利なら同国初の女性大統領。日系人父娘2代で政権を担うことになる。