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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は7日、今月上旬の党中央委員会総会を前に、平壌で中央委幹部や地方幹部を集めた協議会を開いた。朝鮮中央通信が8日伝えた。金氏は、総会を契機に「国家経済事業と人民生活安定で実質的転換をもたらす構想」を示したとしている。
北朝鮮は国連制裁と新型コロナウイルス対策の国境封鎖が長期化し、経済が疲弊。地方幹部も集めた協議会の開催報道は、国民の生活安定に取り組む姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。
最側近の趙甬元書記や金徳訓首相ら党政治局常務委員や党部長、地方の各道の責任書記らが出席した。