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共同通信
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みずほ銀行の藤原弘治頭取が月内にも辞任し、一時内定していた会長への就任も取りやめる方向で検討していることが10日、分かった。現金自動預払機(ATM)などで相次いだシステム障害に関し、第三者委員会が近く報告書をまとめるのを受け、責任を明確にする。金融庁は業務改善命令を出し、再発防止を求める方針だ。
親会社のみずほフィナンシャルグループは坂井辰史社長らに対し、役員報酬の減額といった処分を行う。藤原氏の後任となる頭取には、当初の予定通り加藤勝彦副頭取が就任する。