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共同通信
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全日本空輸と日本航空が、新型コロナウイルスワクチンの職場接種を14日に実施することが11日、関係者への取材で分かった。国際線のパイロットと客室乗務員を優先対象にするとみられる。政府は21日に始まる予定の職場接種に関し、企業によっては開始を早めることも可能としている。前倒しでの接種計画が明らかになるのは初めて。
赤羽一嘉国土交通相は11日の閣議後会見で、国際線のパイロットらは感染力の強い変異株が流行している国への往来が避けられないと指摘。「水際対策の観点からも、少しでも早いワクチン接種の実現に向けて努力を続けている」と話した。