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共同通信
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【ソウル共同】韓国の保守系最大野党「国民の力」は11日、党大会を開き、国会議員経験のない李俊錫氏(36)を党代表に選出した。政界での実績が少ない30代の代表選出は異例。来年3月の大統領選での政権奪取に向け、世代交代による党の刷新を望む声に後押しされた。
大統領選の被選挙権は40歳以上のため、李氏は立候補できないが、野党の改革姿勢は今後の選挙戦に大きな影響を与えそうだ。ただ、李氏の経験不足を不安視する声も根強い。
世論調査30%と党員投票70%を合算して代表を選出。
李氏は米ハーバード大を卒業後、ベンチャー企業の創設や生活困窮者への教育支援に携わった。