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共同通信
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【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は10日、理事会最終日の審議後に記者会見し、2032年夏季五輪・パラリンピックの開催地としてオーストラリア東部のブリスベンを7月21日の総会(東京)に諮ると明らかにした。大会11年前の早さで開催都市決定を目指す。正式に決まれば、同国での開催は00年シドニー大会以来となる。
理事会に答申する将来開催地委員会が、既存施設を活用する計画や、7~8月が冬でも温暖な南半球の気候を高く評価。2月の理事会で最優先候補地に選定後、同都市との協議を経て開催条件を満たしていると最終判断した。