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共同通信
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【ワシントン共同】ロシアのプーチン大統領は11日、米NBCテレビのインタビューで米ロ関係は「近年で最低の状態にまで悪化した」と語った。予測不能な言動が目立ったトランプ前米大統領を念頭に、バイデン大統領について「衝動的な言動はないと期待している」と述べ、16日のジュネーブでの初の首脳会談を前に秋波を送った。
プーチン氏は、トランプ氏が政治経験のない「個性的な人物」だったのに対し、長年政界に身を置いてきたバイデン氏は「全く違うタイプ」と指摘。バイデン氏が3月にプーチン氏について「人殺し」との認識を示したことに関しては「慣れている」と受け流した。