G7、ワクチン10億回分供給へ

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共同通信
G7サミットで記念写真に納まる各国首脳ら。(左から)カナダのトルドー首相、ミシェルEU大統領、バイデン米大統領、菅首相、英国のジョンソン首相、イタリアのドラギ首相、フランスのマクロン大統領、フォンデアライエン欧州委員長、ドイツのメルケル首相=11日、英コーンウォール(AP=共同)

 【コーンウォール共同】先進7カ国首脳会議(G7サミット)が英コーンウォールで11日午後(日本時間同日夜)に開幕した。議長のジョンソン英首相は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を「決して繰り返してはならない」と決意表明。経済を確実に回復させると強調した。2022年末までに流行を終息させるために、ワクチンを最低計10億回分、世界に供与することで合意を目指す。G7サミットの対面開催は約2年ぶり。

 バイデン米大統領が初参加し、コロナ禍で苦境にある発展途上国の経済回復支援を主導。自由や民主主義といった普遍的価値を共有するG7の指導力をアピールする。