Published by
共同通信
共同通信
【パリ共同】200年以上にわたりフランス海軍の庁舎として使われたパリの壮麗な歴史的建造物「海軍館」が約4年の復元工事を経て12日、一般公開を始めた。市民や旅行者の見学を常時受け入れるのはフランス革命後初めて。18~19世紀の豪華な室内を再現し、パリの新たな名所となると期待されている。
コンコルド広場に立つ海軍館は、国王ルイ15世に仕えた建築家ガブリエルが18世紀後半に建設した。
国立文化財センターが17年からの工事で、調度品保管庁長官の執務室や住居のほか、旧海軍省時代に迎賓に使った大広間などを修復・復元した。