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共同通信
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【カイロ共同】サウジアラビア巡礼省は12日、7月に始まるイスラム教最大の聖地、西部メッカへの大巡礼(ハッジ)について、新型コロナウイルス対策のため、参加者を外国籍を含む国内居住者かサウジ国民に限定すると明らかにした。大巡礼の参加制限は2年連続。サウジの国営通信が伝えた。
国営通信などによると、年齢が18~65歳で、ワクチン接種を済ませていることも条件となる。参加者は6万人以下になるとみられている。
大巡礼には例年200万人以上の信者が集うが、昨年はコロナの影響で国外から巡礼者を受け入れず、大幅縮小した。